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健康と生活 健康
HEALTH & LIFE  HEALTH



気象と健康・・・夏


1.夏はどんな季節

 私たちの体にはもともと体温調節の機能が備わっています。暑いときには血管を拡張させて、汗などにより熱を外に放出させています。

イラスト  しかし、冷房の効いた室内で体を冷やすことが増えると、外へ出たときに本来の調節範囲を超える室内外の温度差によって、自律神経の体温調節機能が乱れてしまいます。さらに、気温が高い上に湿度が高いと、汗の蒸発が妨げられ、熱が体内にこもってしまい、疲れやすく、だるいなどの症状が現れてきます。



2.夏の天気の特徴

 夏の蒸し暑さは、移動性の高気圧ではなくなり、日本付近の南から張り出す太平洋高気圧に広く覆われ、南側に高気圧、北側に低気圧がある南高北低型と呼ばれる天気になります。この気圧配置になると、高温多湿の南寄りの季節風が吹き、晴れて蒸し暑くなります。

 太平洋高気圧の勢力が拡大すると、低気圧が通過する頻度が少なくなり、雨や風が少ない暑い日が続きます。一方、勢力が弱まると、上空に寒気が入り込んで、地表付近の暖かい空気が上昇し、上空の冷たい空気とぶつかって、大気が不安定になります。

 また、冷たい空気は重いので下降しようとし、暖かい空気は軽いので上昇しようとするため、対流が起きやすくなります。つまり、夏の強い日差しで地表付近の湿った空気が暖められて上昇することにより、地上付近と上空の温度差で発生する対流性の上昇気流で積乱雲が発生し、局地的に雷を伴った激しい雨をもたらし、夕立となります。

 夕立は、午後から夕方にかけて降り出し、短時間で晴れます。このように湿度が高く、蒸し暑いのが夏の天気の特徴です。

 夏の日本付近は、太平洋高気圧の周りを通って北上する台風が多くなります。

 イラスト台風が発生すると、一気に気圧が下がり、この気圧の変化を内耳の中にある気圧センサーが感知し、脳に伝わっていきます。その結果、気圧の変動による自律神経のバランスの乱れが生じ、頭痛や吐き気、めまい、だるさ、関節痛などの症状が起こりやすくなります。

ほすぴ より



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