年齢にかかわらず、脳の働きをよくしたり、維持したりするには、脳への血流を保つことが大切です。
脳梗塞の予防には、食事の工夫だけでなく、運動も。ウォーキングなどの有酸素運動を1日30分ほど続けましょう。
仕事や家事の動きに少し負担を加えるだけでもOK。例えば、歩くときは早歩きで、移動はエスカレーターよりも階段でなどと、工夫をしてみましょう。
一方、座ったままの姿勢が長いと、全身を流れる血流が悪くなり、血液がドロドロになって脳梗塞などを起こすリスクも高まります。
予防にはふくらはぎをマッサージしたり、つま先を曲げたり開いたりして動かす、また、立ち上がって動くといったことを。
認知症予防にはウォーキングと同時に100から7ずつ引くなどの計算や、暗算をしながらの買い物、しりとりをするとよいでしょう。
このように二つの課題を同時におこなうことで、脳の血流が増え記憶力や判断力などの認知機能の低下が抑えられるといわれています。
HEALTHY CALENDARより